2025/11/01
―季節の変わり目“だるぅ”の正体― 季節の変わり目“だるぅ”の正体「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」「芸術の秋」など様々なテーマがあり多様な楽しみ方がある秋ならではの時間を思う存分満喫したいですね。やっと夏の暑さが過ぎ去り、過ごしやすい行楽シーズンを迎えたはずなのになんだかやる気が出ない憂鬱な気分になる等“怠さ”を感じていませんか?ここ数年気象病という言葉をよく耳にするようになりました。私たちの健康状態は、食事や運動、睡眠など、日々の生活習慣に大きく影響されますが、実は“天気”も健康状態を左右する重要な要因の一つと言えます。特に気圧や気温の変化を繰り返す春や秋など季節の変わり目には自律神経が乱高下することで疲弊しやすく、体内の環境を一定に保つ力が弱くなり様々な心身の不調を引き起こします。そこで今回は『自律神経の整え方』に関するお話です。秋冬は、気分が落ち込みやすくなる?!秋冬は日照時間が短くなることにより脳内の神経伝達物質のひとつであるセロトニンの分泌が減少します。セロトニンは、気分や感情の調節に関与しており、不足すると、うつ病、不眠、過食慢性的なストレスや疲労感、めまい、頭痛、便秘などの症状が現れることがあります。秋から冬にかけて憂うつな気分になる「秋バテ」「冬季うつ」などと呼ばれる季節性感情障害は、春頃には自然と症状が改善するため、自分がこの病気であると気づいていない場合もあるようです。感情面が不安定になりやすい秋を元気に過ごすには、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌量を増やすことが重要です。セロトニンには自律神経のバランスを調整する働きを高める作用があり自律神経が整うとセロトニンの分泌量が増えるという、好循環がうまれ徐々に不調を感じにくくなります。リズムを整えることや、規則的に食事をとること食事をよく噛んで食べること散歩やダンスなどの運動をすること、テンポが一定の音楽(ロックなど)を聴くことなど、リズムを刻む行動は、セロトニン分泌を促します。その他にも次の行動は、セロトニンの増加が期待できます。■ 十分な睡眠時間を確保し、良質な睡眠を心掛ける■ 朝や昼に外に出て日光をあびる時間を増やす■ トリプトファンを多く含む食材をとる(肉、魚、卵、大豆製品、乳製品、ナッツ類、穀類など)■ 腸内環境を整える(加工食品を控え、発酵食品や食物繊維を多く摂る)■ ストレッチや首周りを温めるなどして血行を促進する■ 呼吸が浅くならないよう背筋を伸ばし正しい姿勢で過ごす■ 口腔ケアを徹底し、口腔内を清潔に保つ■ 意識的に口角をあげ、にっこり微笑む■ (感動する映画などで)涙を流す■ 余裕をもって計画を立て、早めの大掃除をはじめるセロトニン“なんとなく不調”は、自律神経からのSOS私たちは、自律神経という自動操縦モードのおかげで日々快適に生きていられるわけですが、自律神経は働きすぎると疲弊します。心拍数や血圧呼吸、消化、排泄、代謝、免疫、体温調節など、生命維持にかかわるさまざまな機能を調整するために休むことなく働いてくれています。当治療室は、今まで通り感染予防に十分に注意を払ってまいります。私自身も、すでに6回のワクチン接種を済ませています。何かありましたなら、どんな些細なことでも構いません。寄り添った治療をさせて頂きたいと思っております。また治療には、医師の同意書・診断書があれば訪問治療を含め、保険適応も可能です。新型コロナウイルス対策として、引き続き当治療室は、以下の点に優位して治療を行ってまいります。。1.エントランスに手指消毒の設置2.・スタッフの出勤時検温及び記録徹底 3.スタッフのマスク着用&手指消毒4.施術ベッドのベッドシーツをお客様ごとに交換5.窓やドアを2時間に1度開けて換気6.空気清浄機の導入(他の空気清浄機とは違い、PM0.1レベルの微細な粒子を99.95%除去どうか、ご安心の上でご来室頂ければ幸いです。ご来室を、心よりお待ちしております。捧道宏