2025/12/01
―冬は便秘になりやすい!?―
突然ですが、毎日の「便」を意識していますか?
一定のリズムでしっかり出ていますか?また、それはどんな色で、どんな形ですか?
寒さによる腸の冷えやストレス、水分不足、年末年始の業務量増によるストレス
宴会料理での野菜不足などで、冬は便秘になる方が増加します。
簡単に言うと、「便が硬くて出にくい、排便回数が少ない、出すときに過度にいきむ
出てもすっきりしない状態」といったところでしょうか。
ちなみに理想の便は、熟したバナナくらいの形と柔らかさです。
慢性便秘症は、便秘が慢性的に続くことによって学業、就労、睡眠といった日常生活に
影響を及ぼす症状をきたし、検査、食事・生活指導または薬物療法が必要な病態のことを指します。
排便頻度や便の硬さだけでなく、排便時のいきみや残便感などの症状も含めて診断するのが特徴です。
若いときは女性に多いですが、高齢になると男女ともに増加し、性差がなくなるという
傾向があります。
<便の危険なサイン>
血便や、排便習慣が急激に変化した場合(便が細くなる、便秘や下痢を繰り返す)、体重減少を伴う場合などは、大腸がんや潰瘍性大腸炎、クローン病などの病気が隠れている
可能性があり、早急に大腸カメラを受けるのが望ましいです。
無症状であっても、50歳以上の方で1度も大腸カメラを受けたことがない方は
個人的には受けることをおすすめしています。
便秘の治療
慢性便秘症の治療は主に生活習慣の改善と薬物療法です。
まずは規則正しい生活を心がけましょう。腸の動きは自律神経によって調節されています。生活リズムを整えることで、自律神経が整うため、排便を規則正しく行うことにつながります。
適度な運動を行うことで腸の動きが促されます。
排便時に腹筋や骨盤の筋肉を使うため、これらを鍛えるのも効果
的ですし、有酸素運動が症状改善に効果があるとする報告もあり
ます。
1日3食を規則正しく摂取しましょう。特に朝食の摂取は体内リズムを整え、胃や腸を刺激し、排便反射を促しやすくします。
食物繊維を適量取ることで改善する場合もあります。食物繊維は水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けにくい不溶性食物繊維に分けられます。大腸に便が滞るタイプでは不溶性食物繊維を取りすぎると便秘が悪化する恐れがあるため、注意が必要です。
・水溶性食物繊維:善玉菌を増やす、便を柔らかくする
 果物や繊維の柔らかい野菜(にんじんやキャベツなど)、海藻類など
・不溶性食物繊維:便の量を増やして腸管を刺激し、
 腸の運動を活発化させる
 根菜類やきのこ類、繊維のかたい野菜(たけのこなど)、豆類など
他には、ヨーグルトや納豆などの発酵食品はおすすめですし、プルーンやキウイフルーツも有効なようです。
「たかが便秘」と症状を軽くみていると、大腸の中で便がさらに硬くなり、症状が余計ひどくなるなど悪循環を引き起こします。
便秘の予防や解消には、日々の食事や生活習慣の改善、適切な対処法を取り入れることが大切です。
当治療室は、今まで通り
感染予防に十分に注意を払ってまいります。
私自身も、すでに6回のワクチン接種を済ませています。
何かありましたなら、どんな些細なことでも構いません。
寄り添った治療をさせて頂きたいと思っております。
また治療には、医師の同意書・診断書があれば
訪問治療を含め、保険適応も可能です。
新型コロナウイルス対策として、引き続き当治療室は、以下の点に優位して
治療を行ってまいります。。
1.エントランスに手指消毒の設置
2.・スタッフの出勤時検温及び記録徹底 
3.スタッフのマスク着用&手指消毒
4.施術ベッドのベッドシーツをお客様ごとに交換
5.窓やドアを2時間に1度開けて換気
6.空気清浄機の導入(他の空気清浄機とは違い、PM0.1レベルの微細な粒子を99.95%除去
どうか、ご安心の上でご来室頂ければ幸いです。
ご来室を、心よりお待ちしております。
捧道宏