ささげ治療室

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ぎっくり腰について

ぎっくり腰の原因と治療例について
ぎっくり腰は急性腰痛の1種です。
特に脊椎に異常が見られないぎっくり腰は、筋肉が炎症を起こしたことによるぎっくり腰と、腸の硬直化や腸のねじれなど、内臓の不調を表すぎっくり腰の2種類に大別されます。
ぎっくり腰に対しては、鍼による施術に整体の要素(抵抗運動)を加えることによって、十分な治療効果が期待できます。

ぎっくり腰のよくある原因
腰椎の圧迫骨折
変形性脊椎症
腰椎椎間板ヘルニア
脊椎腫瘍など

脊椎の骨折や脊椎の疾患が原因となる場合もありますが、特に脊椎に異常が見られないぎっくり腰は、筋肉が炎症を起こしたことによる「筋筋膜性」のぎっくり腰と、腸の硬直化やねじれが腰に影響を与えている「内臓体制反射」のぎっくり腰の2種類に大別されます。
なお「筋筋膜性」のぎっくり腰は突然起こる症状ですが、その背景には日々の生活の中で腰部の筋肉に疲労が蓄積していること、及び腹筋と背筋の衰えがあります。
従って、予防法としては腹筋と背筋を鍛えること、日々の姿勢に気を付けることが大切です。
筋肉が炎症を起こした「筋筋膜性」のぎっくり腰と、腸の硬直化や腸のねじれによるぎっくり腰は比較的区別することが容易です。
重い物を持ち上げようとしたり、腰を捻った瞬間に起こるぎっくり腰は、「筋筋膜性」の腰痛発作である場合が多く、洗顔時に咳やくしゃみをしたり、しゃっくりが出た瞬間に発症するぎっくり腰は、腸の硬直化や腸のねじれによるものが多いです。
また、頻繁に(年に何度も)ぎっくり腰が起こる場合は、腹筋や背筋の低下による筋肉の問題だけではなく、腸の硬直化や腸のねじれに起因する可能性が高いと考えられます。

ぎっくり腰の治療例
ぎっくり腰に対しては、鍼による施術とマッサージや抵抗運動を併用します。
鍼による施術に抵抗運動(整体)を加えることによって、十分な治療効果が期待できます。
治療した日の夜、または翌日の朝に痛みが再発する場合も多いため、少なくとも3日間は連続して治療を受け続ける必要があります。
痛みがある部位を特定できない腸のねじれや硬直化による症状には、腹部への鍼施術が大変効果的で、筋筋膜性の症状の場合は、背部から腰椎周辺のツボに鍼施術をしていきます。
内臓性の腰痛の方が早く治療効果が現れます。



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