ささげ治療室

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不妊症について

不妊症の原因と治療例について
「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいい、日本産科婦人科学会では、この「一定期間」について「1年というのが一般的である」と定義しているようです。
しかし、女性に排卵がなかったり、子宮内膜症※1や子宮筋腫を合併していたり、過去に骨盤腹膜炎(下腹部の臓器に起こる炎症。子宮から始まることが多い)などのような既往歴がある場合、妊娠しにくいことが分かっておりこのような場合は、上記の定義を満たされなくても「不妊かもしれない」と考えて検査や治療に踏み切った方が良いこともあるようです。また、近年では男女とも加齢により妊娠が起こりにくくなることも知られています。
※1 子宮内膜症は、本来は子宮の内側にしか存在しないはずの子宮内膜組織が、子宮以外の場所で増殖、剥離を繰り返す病気です。

不妊症の症状チェック
不妊の原因が分からないが、なかなか妊娠しない
ホルモンバランスが悪く機能低下と診断された方
卵胞が育ちにくい方
着床しても安定しにくい方
生理周期が不安定
月経血の量が極端に少ない
子宮内膜症、子宮筋腫などあるが手術をせずに経過を診ている

不妊症の治療例
月経期は体内に溜まった有害な毒素を排出させるデトックス時期となるので過度の緊張・ストレスといった状態にしない生活を送れるようアドバイスしていきます。
不規則な生活による睡眠不足やストレスによって自律神経バランスが乱れると血塊を作りやすくなるので、骨盤内を緩めて排泄を促す治療を行います。
卵胞期は卵子のもとである卵胞が育つ期間なので、身体全体のエネルギーが消耗しないように気の流れを整え、血液を子宮に届ける治療を行います。
排卵期は、妊娠に必要不可欠な卵子が卵胞から放出されます。脳下垂体からLHホルモン・黄体形成ホルモン(プロゲステロン)と呼ばれるホルモンが分泌され、排卵が促されます。
黄体期は、卵子を放出し終えた卵胞から、妊娠に適した身体づくりをするホルモンが出る時期です。子宮に衝撃を与えず気を補いながら骨盤内の血流を良くするための治療を行います。



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